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- 当院のこだわり
糖尿病、高血圧症など生活習慣病における専門性を活かし、地域の皆さんのお役に立つよう努めています。
大学病院での約20年にわたる診療、研究に基づき、糖尿病をはじめとする生活習慣病に注力しつつ、お子さんからご年配の方まで幅広い患者さんから頼りにされる「かかりつけの医師」を目指しています。
ご高齢の患者さんに配慮していること
患者さんの状況を見ながら、丁寧で「急がない治療」を。薬の量もなるべく少なく。
例外もありますが、基本的には、早く治療を進めないようにしています。患者さんの状況を見ながら、それに合わせて、丁寧に治療を進めていきます。薬についても、最初からどんどん増やすのではなく、なるべく少ない数の薬を選択するように努めています。
患者さんご本人への配慮と同様に、ご家族のお気持ちも大事にするようにしています。ご高齢の患者さんが外出も困難になり、入院したほうがいいという状況になった時、ご希望があれば、もちろん大きな病院をご紹介します。しかしながら、ご本人、ご家族ともに病院での治療は望まず、最期まで自宅で一緒に過ごしたいというケースもあります。そういう場合は、無理に入院を勧めることはせず、あまり多くはできませんが、定期的な往診も含めて、できるかぎり最期まで診させていただくようにしています。
患者さんとの関係で大切にしていること
病気以外のことも話してもらえる関係を築くこと。その中で、医師としてのやりがいも。
患者さんへの対応で心がけているのは、世間話でも何でも、病気以外のことまで話してくれるような関係を築くことです。
またその中に、医師としてのやりがいも感じます。例えば生活習慣病の患者さんであれば、なかなか数値やデータが安定せず心配されていたのに、治療を継続していくうちにほぼ安定してきて、最近は気持ちも落ち着いている。というようなお話をお伺いすると、やはり大きなやりがいを感じます。
糖尿病について
大学病院時代からの診療、研究に基づき、インスリン療法もしっかり行います。
約20年にわたり、杏林大学医学部付属病院内分泌・糖尿病・代謝内科(第三内科)で、診療・研究を続けていました。中でも、糖尿病、高コレステロール血症などの脂質異常症を専門とし、外来では、特に糖尿病の患者さんを診療していました。
糖尿病の診療においては、食事・運動指導をはじめ、インスリン療法にも対応いたします。インスリン療法は、患者さんに合わせて適宜、使用する製剤、量の調節等をすることが重要ですが、そこに関しても専門家としてしっかりと対応します。
また、糖尿病においては特に、これまでの診療経験を生かし、この地域でお役に立てればと思っています。ご高齢の方の中には、大きな病院に通えなくなり、通院先の病院からのご紹介で来られる患者さんもおられます。加えて、この地域は糖尿病を診ているドクターがあまり多くないので、そういう意味でも、今後も糖尿病をはじめとする生活習慣病の患者さんに注力していければと思っています。
開業当初から変わったこと
二世代、三世代で来院される患者さんもおられます。
平成22年に、父である初代院長より継承し、院長に就任しました。当時は、共済会櫻井病院の副院長職を兼務していたため、火曜、木曜、土曜の週3日の診療体制でした。その後、平成26年5月より現在の週5日診療体制に改めました。
週3日体制の頃は、患者さんのほとんどは、先代院長時代からの方でしたが、週5日体制に改めて以降、新しい患者さんも多く来院されるようになりました。ご近所にお住まいだけれど、当院をご存じなかった患者さんもいらしてくださるようになり、お父さん、お母さん、お子さん、お祖母ちゃんと、二世代、三世代にわたって診る形も増えてきました。
父である初代院長からの継承ですので、厳密に言えば開業ではありませんが、継承して以降、新しい患者さんがご家族単位でいらしてくださるようになったのは、一つの変化だとは思います。
昔からの患者さんの話をお聞きすると、先代院長だった父は、適したことをしっかりご説明するということで、頼りにされていたようです。残念ながら、父と一緒に仕事をしたことがなく、似ているかどうかはわかりませんが、父に倣い、地域の皆さんから頼りにされる「かかりつけ医」でありたいと思っています。
スタッフについて
お子さんにも優しく声をかけ、話しやすいスタッフがそろっています。
どんなお悩みでも気軽に相談していただける地域医療の受け皿、地域のかかりつけ医として、スタッフの対応も重要だと考えています。当院では、お子さんからご年配の方まで、どんな患者さんに対しても細やかに配慮ができる、話しやすいスタッフがそろっています。また、小さなお子さんへの優しい対応、お声がけなども、大切にしております。